スマートフォンやデジタルカメラで写真を撮っていると、パソコンの中に写真が少しずつ増えていきます。

最初は問題なくても、数年分の写真がたまってくると、

  • いつ撮った写真なのか分からない
  • 旅行の写真を探すのに時間がかかる
  • 同じ写真を何度も保存してしまう
  • 写真がいろいろなフォルダに分散している

といった状態になりやすくなります。

そこでおすすめなのが、「年」で大きく分け、その中を「年月+イベント名」で整理する方法です。

例えば、次のように整理します。

写真
├─ 2024
├─ 2025
└─ 2026
   ├─ 2026-01_お正月
   ├─ 2026-04_桜
   ├─ 2026-08_夏休み
   └─ 2026-10_福岡旅行

この形にしておくと、「いつ・何の写真か」がフォルダ名を見るだけで分かりやすくなります。

この記事では、Windowsパソコン初心者の方に向けて、写真を年月・イベント別に整理する方法を順番に解説します。

まず写真がどこに保存されているか確認する

最初に「ピクチャ」を確認する

Windowsでは、写真や画像の保存場所として「ピクチャ」フォルダがあります。

エクスプローラーを開き、まず「ピクチャ」の中を確認してみましょう。

スマートフォンやカメラから取り込んだ写真が、ここに保存されている場合があります。

デスクトップやダウンロードも確認する

写真は必ずピクチャだけに保存されているとは限りません。

例えば、

  • デスクトップ
  • ダウンロード
  • ドキュメント
  • OneDrive
  • スマートフォンから取り込んだ専用フォルダ

などに分散している場合があります。

いきなり整理を始めるのではなく、まずどこに写真があるか確認しておくことが大切です。

大切な写真は整理前にバックアップする

写真を大量に移動したり削除したりする前に、重要な写真は外付けHDDなどへコピーしておくと安心です。

整理作業では「間違えて消す」「別の場所へ移して見失う」といった可能性もあるため、元データを残してから作業するのがおすすめです。

最初に「年」で大きく分ける

写真整理で迷わない

年ごとのフォルダを作る

写真が大量にある場合は、いきなり細かなイベントごとに整理するより、最初に年単位で分ける方が簡単です。

例えば、

写真
├─ 2023
├─ 2024
├─ 2025
└─ 2026

というフォルダを作ります。

これだけでも、「何年の写真か」という大きな分類ができます。

月ごとに分けるかは写真の量で決める

写真が非常に多い場合は、年の中をさらに月ごとに分ける方法もあります。

2026
├─ 2026-01
├─ 2026-02
├─ 2026-03
└─ 2026-04

ただし、毎月の写真が少ない場合は、12個の月フォルダを作るとかえって管理しにくくなることがあります。

そのため、写真が少ない方は、月ごとではなくイベント単位で分けても十分です。

年の中を「年月+イベント名」で整理する

年月とイベント名を組み合わせる

旅行や家族行事などの写真は、年月とイベント名を組み合わせると探しやすくなります。

例えば、

2026
├─ 2026-01_お正月
├─ 2026-04_桜
├─ 2026-05_運動会
├─ 2026-08_夏休み
└─ 2026-10_福岡旅行

という形です。

フォルダ名を見るだけで、いつの何の写真か判断できます。

同じ月にイベントが複数あっても問題ない

同じ月に複数のイベントがある場合も、イベントごとに分けます。

2026-10_福岡旅行
2026-10_誕生日
2026-10_紅葉

このようにしておけば、写真の内容が混ざりにくくなります。

イベント名は短くする

フォルダ名は、あとから見て内容が分かれば十分です。

例えば、

2026-10_家族みんなで福岡県へ旅行したときの写真

よりも、

2026-10_福岡旅行

の方が見やすくなります。

「年月+短いイベント名」を基本ルールにすると、フォルダ名をそろえやすくなります。

写真のファイル名は必要なものだけ整える

すべての写真を変更する必要はない

スマートフォンやカメラの写真は、

IMG_1234.jpg
IMG_1235.jpg
DSC_4567.jpg

のような名前になっていることがあります。

大量の写真を1枚ずつ変更するのは非常に大変です。

そのため、フォルダ分けができていれば、すべてのファイル名を変更する必要はありません。

重要な写真だけ名前を変更する

特に残したい写真や仕事で使う写真だけ、分かりやすい名前に変更する方法があります。

例えば、

2026-10_福岡旅行_01.jpg
2026-10_福岡旅行_02.jpg
2026-10_福岡旅行_03.jpg

のようにします。

日付は「年-月-日」にそろえる

撮影日までファイル名へ入れる場合は、

2026-10-17_福岡旅行_01.jpg

のように「年-月-日」の順番にすると、名前順に並べたときも時系列になりやすくなります。

重複写真・失敗写真を少しずつ整理する

写真整理で迷わない

似た写真を全部削除する必要はない

スマートフォンでは、同じ場面を何枚も撮影することがあります。

ほぼ同じ写真が10枚ある場合は、写りの良い写真を数枚残して整理することもできます。

ただし、写真には思い出としての価値もあるため、無理に枚数を減らす必要はありません。

明らかな失敗写真から整理する

最初は、判断しやすい写真だけを整理すると安全です。

例えば、

  • 真っ暗で何も写っていない写真
  • 大きくピンぼけしている写真
  • 誤操作で撮影した写真
  • 不要になったスクリーンショット

などです。

迷う写真には「削除候補」フォルダを使う

削除するか迷った場合は、すぐに消さず、

削除候補

というフォルダを作って一時的に移しておく方法があります。

しばらく時間を置いてから確認し、本当に不要だと思ったものだけ削除します。

大切な思い出の写真は、迷ったら残しておく方が安心です。

整理が終わった写真はバックアップする

パソコンだけに保存しない

きれいに整理した写真でも、パソコンが故障すると見られなくなる可能性があります。

家族写真や旅行写真など、撮り直すことのできないデータはバックアップしておきましょう。

例えば、

パソコン
+
外付けHDD
+
クラウド

のように、複数の場所へ保存する方法があります。

整理したフォルダごとコピーすると簡単

バックアップするときは、写真を1枚ずつコピーする必要はありません。

例えば、

写真
├─ 2024
├─ 2025
└─ 2026

という「写真」フォルダ全体を外付けHDDへコピーすれば、年月・イベント別に整理した状態もそのままバックアップできます。

私なら「年 → 年月+イベント名」の2段階にします

私なら、写真整理のルールを複雑にしすぎません。

基本は、

写真
↓
年
↓
年月+イベント名

の2段階にします。

例えば、

写真
└─ 2026
   ├─ 2026-01_お正月
   ├─ 2026-04_桜
   ├─ 2026-08_夏休み
   └─ 2026-10_福岡旅行

という形です。

写真を何十種類にも細かく分類すると、今度は「どのフォルダに入れればよいか」で迷うことがあります。

写真整理で大切なのは、完璧な分類ではなく、「数年後の自分でも写真を見つけられるルール」にすることです。

そして、整理した写真は外付けHDDなどへバックアップし、大切な思い出を失わないようにしておきましょう。