外付けHDDを購入しようとすると、「1TB」「2TB」「4TB」など、さまざまな容量の商品があります。

しかし、初めて購入する場合は、

  • 写真を保存するなら何TB必要?
  • 動画が多い場合は2TBで足りる?
  • 書類だけなら1TBも必要ない?
  • 将来データが増えることも考えた方がいい?

と迷うことがあります。

外付けHDDの必要容量は、現在保存しているデータ量と、これからどれくらい増えるかで決まります。

例えば、WordやPDFなどの書類が中心なら、それほど大容量は必要ありません。

一方、写真や動画を大量に保存する場合は、2TBや4TBなど余裕のある容量を選んだ方が使いやすくなります。

この記事では、写真・動画・書類ごとの容量目安と、1TB・2TB・4TBの外付けHDDをどのように選べばよいかを初心者向けに解説します。

外付けHDDのTBとは?まず容量の基本を確認

外付けHDDは何TB必要?

TBはデータ容量を表す単位

TBは「テラバイト」と読み、データをどれくらい保存できるかを表す単位です。

外付けHDDでは、

  • 1TB
  • 2TB
  • 4TB
  • 6TB
  • 8TB

などの商品があります。

一般的な製品表示では、

約1,000GB = 1TB

として扱われます。

そのため、数字が大きくなるほど多くのデータを保存できます。

表示容量をすべて自由に使えるわけではない

「1TB」と書かれているHDDでも、Windows上では1TBより少ない数字に見えることがあります。

これは、容量の計算方法などが異なるためで、異常とは限りません。

そのため、必要容量ぎりぎりの商品を選ぶより、少し余裕のある容量を選ぶ方が安心です。

写真を保存するなら何TB必要?

写真1枚の容量は撮影方法によって違う

写真のデータ容量は、スマートフォンやカメラの設定によって大きく変わります。

例えば、写真1枚を5MBとして単純計算すると、

容量写真の枚数目安
100GB約20,000枚
500GB約100,000枚
1TB約200,000枚
2TB約400,000枚

となります。

ただし、実際には写真1枚の容量が2MB程度の場合もあれば、10MB以上になる場合もあります。

そのため、この数字はあくまで目安として考えてください。

写真中心なら1TBでも余裕があることが多い

スマートフォンの写真や家族写真を中心に保存する場合は、1TBの外付けHDDでもかなり多くの写真を保存できます。

例えば、現在の写真データが200GB程度なら、1TBでも十分な余裕があります。

一方で、

  • 高画質な写真を大量に保存する
  • RAW形式の写真を扱う
  • 何年分もの写真を1台にまとめる

といった場合は、2TB以上も検討すると安心です。

動画を保存するなら何TB必要?

動画は写真より容量を使いやすい

外付けHDDの容量を最も使いやすいのが動画です。

動画は、

  • 撮影時間
  • 画質
  • フレームレート
  • 圧縮方式

などによって容量が大きく変わります。

特に4K動画を大量に保存すると、1TBでも比較的早く容量を使い切ることがあります。

動画が多いなら2TB以上を検討する

例えば、スマートフォンで日常的に動画を撮影する場合や、旅行・運動会・イベントの動画を長期間保存する場合は、1TBより2TB以上の方が使いやすいことがあります。

容量選びのイメージとしては、次のように考えられます。

使い方容量の目安
短い動画をたまに保存1TBでも対応しやすい
写真+動画を定期的に保存2TB程度を検討
動画を大量に長期保存4TB以上も検討
4K動画を頻繁に保存4TB以上が使いやすい場合もある

動画をよく撮影する方は、今使っている容量だけではなく、今後数年間で増える量まで考えることが大切です。

Word・Excel・PDFなどの書類なら何TB必要?

書類ファイルは比較的小さい

Word・Excel・PDFなどの書類は、写真や動画に比べると容量が小さいことが多くあります。

特に文字中心のWordやExcelファイルなら、数百KBから数MB程度のものも珍しくありません。

そのため、書類だけを保存する場合、1TBはかなり大きな容量です。

仕事のデータでも画像や動画が多いと容量は増える

ただし、同じ仕事用データでも、

  • 大量のPDF
  • 高解像度の画像
  • 動画ファイル
  • 設計データ
  • 編集用素材

などが含まれると容量は大きくなります。

そのため、「仕事用だから何TB必要」と一括りにするのではなく、実際に保存しているデータの種類を確認して決めることが重要です。

1TB・2TB・4TBはどんな人におすすめ?

1TBがおすすめの人

1TBは、初めて外付けHDDを購入する方にも選びやすい容量です。

例えば、

  • Word・Excel・PDFが中心
  • 写真を保存したい
  • 動画はそれほど多くない
  • パソコンの重要データをバックアップしたい

といった使い方なら、1TBでも十分な場合があります。

2TBがおすすめの人

2TBは、写真と動画の両方を保存したい方に使いやすい容量です。

例えば、

  • スマートフォンの写真・動画をまとめたい
  • 家族数人分のデータを保存したい
  • パソコン全体のバックアップ用に使いたい
  • 数年間使いたい

といった場合に検討しやすい容量です。

4TBがおすすめの人

4TBは、動画を多く保存する方や、長期間データをためておきたい方に向いています。

例えば、

  • 4K動画を多く撮影する
  • 動画編集をする
  • 写真・動画を何年分も保存する
  • 複数台のパソコンをバックアップする

といった場合は、4TB以上を検討すると容量不足になりにくくなります。

容量向いている使い方
1TB書類・写真中心、一般的なバックアップ
2TB写真+動画、長期利用
4TB大量の動画、複数PC、大容量バックアップ

外付けHDDを選ぶ前に今の使用容量を確認しよう

外付けHDDは何TB必要?

Windowsで現在の使用量を確認する

外付けHDDを購入する前に、現在どれくらいのデータを使っているか確認すると選びやすくなります。

Windows 11では、例えば、

設定
↓
システム
↓
ストレージ

から容量を確認できます。

また、エクスプローラーで「PC」を開き、Cドライブの使用量を確認する方法もあります。

例えば、

使用中:350GB
空き:150GB

だったとします。

現在350GB使っているなら、500GB程度の外付けHDDでは将来的な余裕が少なくなります。

1TBや2TBなど、今後増える分を含めた容量を選ぶ方が使いやすいでしょう。

現在使用中の容量の2倍程度を目安にする方法もある

簡単な考え方として、現在バックアップしたいデータ量の2倍程度以上を目安にする方法があります。

例えば、

現在のデータ:400GB
↓
1TB程度を検討

という考え方です。

今後データが増える可能性が高いなら、さらに余裕を持たせてもよいでしょう。

容量ぎりぎりまで使わない

外付けHDDは、購入時の容量をすべて埋めることを前提に選ぶよりも、ある程度空き容量を残して運用する方が管理しやすくなります。

ファイルを追加するたびに残り容量を気にする状態になると、整理やバックアップが面倒になりやすいためです。

外付けHDDの容量は少し余裕を持って選ぼう

外付けHDDに必要な容量は、保存するデータの種類によって大きく変わります。

目安としては、

  • 書類中心:1TBでも十分なことが多い
  • 写真中心:1TB~2TBを検討
  • 写真+動画:2TB程度を検討
  • 大量の動画・4K動画:4TB以上も検討

と考えると分かりやすいでしょう。

ただし、本当に重要なのは、「写真だから2TB」のように決めることではありません。

現在の使用量を確認し、これからどれくらい増えるかを考えて選ぶことが大切です。

私なら「今必要な容量+将来分」で選びます

私なら外付けHDDを選ぶ場合、現在保存したいデータが何GBあるかを最初に確認します。

例えば、現在500GB近くあるなら、1TBでも保存できますが、今後写真や動画が増えることを考えると2TBを選びます。

一方、現在100GB程度しか使っておらず、書類と写真が中心なら、無理に4TBを購入する必要はないと思います。

外付けHDDの容量は「今入るか」ではなく、「数年後も余裕を持って使えるか」で考えると選びやすくなります。

また、外付けHDDを大容量にしただけでデータが安全になるわけではありません。

絶対に失いたくない写真や書類は、別のHDDやクラウドなどにもバックアップしておくことをおすすめします。